Amazon Web Services ブログ

Category: Customer Solutions

Amazon Finance Technologies が Amazon DynamoDB を使用してイベントドリブンでスケーラブルな送金サービスを構築した方法

Amazon Finance Technologies(FinTech)の payment transmission(支払い送信)チームは、請求書の作成から支払が行われるまでのプロセスにおける、Accounts Payable(AP)チームの製品を管理しています。彼らの一連のサービスは、請求書の作成から決済が終わるまで、受け取り側が確実に支払いを受け取れるよう、支払いプロセスの処理を行います。 Amazon Business は、デジタル作家、アプリケーション開発者、小売業者、電力会社、税理士法人など、非常に多様な支払先に送金を行っています。2022年、FinTech の payment transmission チームは、アメリカで使用されている送金ネットワークの一つである ACH や電信送金などの様々な送金オプションを通じて、150カ国、60通貨以上で4,200万件以上の送金をサポートしました。

サードパーティ拡張による AWS CloudFormation と AWS CDK の機能強化

サードパーティ拡張による AWS CloudFormation と AWS CDK の機能強化

AWS CloudFormation や AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) でサードパーティのリソースを管理できることをご存知でしょうか?AWS CloudFormation パブリックレジストリでは、CloudFormation 拡張機能を検索可能な形で提供し、簡単に見つけて CloudFormation テンプレートと AWS CDK アプリケーションでプロビジョニングできます。GitLab、Okta、PagerDuty などの新たな素晴らしいパートナーが数多くパブリックレジストリに追加されています。

Amazon VPC Lattice と VMware Cloud on AWS によるアプリケーションネットワークのシンプル化

モダンアプリケーションは、モジュール式かつ分散型のコンポーネントで構築されています。お客様は、特にハイブリッドクラウド環境において、サービスコンポーネント間のアプリケーションネットワーキングをシンプル化する柔軟な方法を求めています。
VMware Cloud on AWS を利用することで、お客様はオンプレミスの vSphere 環境からのワークロードとアプリケーションをシームレスなハイブリッドクラウド体験で Software Defined Data Center (SDDC) に簡単に移行できます。
お客様がワークロードを VMware Cloud on AWS に移行するにつれ、SDDC 上で実行されている既存のアプリケーションと、ネイティブ AWS サービスを使用してデプロイされた新しいサービスとの間のサービス間接続の要件に対処することが不可欠となっています。
異なるAWSアカウントや Amazon Virtual Private Cloud (VPC) 間のサービス接続をサポートするために、お客様は通常、VPCピアリング、AWS Transit Gateway、AWS PrivateLink、サービスメッシュプロキシなど、追加のネットワーキングサービスとコンポーネントをプロビジョニングする必要があります。
さらに、複数の AWS アカウントと VPC を持つお客様は、重複する CIDR ブロックや環境分離の要件などの課題に直面することが多く、これらはサービス間のアンダーレイとなる IP 接続性の構築に追加の複雑さを課しています。
この記事では、Amazon VPC Lattice が SDDC やクラウドネイティブ環境全体のサービス間通信を、アンダーレイネットワークの複雑さを抽象化しながらシンプル化する方法を見ていきます。また、VPC Lattice を活用して、VMware Cloud on AWS からクラウドネイティブサービスへアプリケーションをシームレスに変換、移行できることも説明します。

S&P Global が SQL Server の高可用性と災害復旧を実現するために Amazon FSx for NetApp ONTAP を選択した理由とは

組織は複雑な SQL サーバーインフラストラクチャにおいて、データ損失を防ぐために、可用性が高く災害復旧が可能なソリューション(HADR)を構築する必要があります。クラウドの急速な普及に伴い、様々な業種の企業が、既存の環境をクラウドに移行する技術的なプロジェクトにおいての概念実証(Proof of Concept)の重要性に気づきつつあります。どのような規模の企業にとっても、導入を成功させるためには、スピードを維持しながら、基準を設定し、リスクを最小限に抑え、多角的に検証を行うことが重要です。

ITを乗り越えれば、イノベーションがやってくる

企業は、コスト構造、市場投入のスピード、提供する商品の質を改善するために研究開発(R&D)に投資しています。研究開発費は、ヘルスケア、製薬、テクノロジー業界のように、研究活動が製品ロードマップと連動している業界で最も高くなります。これらの業界では、通常、売上の10%から15%をイノベーションに充てています。しかし、その他の業界では、売上の0.5%から3%しか研究開発に割り当てられず、短期的な技術インフラのニーズや業界のトレンドによって増減する裁量的支出となっています。これらの企業は、プロセスからサプライチェーン、オペレーションに至るまで、ビジネスの一部をデジタル化し始めています。イノベーション能力は企業の成功に不可欠であり、クラウドはそれを実現する最良の手段です。