Amazon Web Services ブログ

AWS Summit Online ~ 金融系セッションの見どころのご紹介

皆さんこんにちは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンで金融事業開発を担当する飯田です。今回は、9月8日からスタートする AWS Summit Online の金融セッションの見どころについてご紹介します。   AWS Summit Online について AWS Summit Onlineは、今年5月に開催を予定していたAWS Summit Tokyo/Osakaのコンテンツをオンライン化してフルスケールでお届けするものです。9月8日(火)~9月30日(水)の開催期間中、基調講演、お客様事例、AWSセッション、パートナーセッションなど150を超えるコンテンツをオンデマンドで視聴頂けます。また、8日と9日には基調講演など一部ライブ配信を行うものもあります。金融関連のセッションも全てオンデマンドで開催期間中いつでも視聴頂ける予定です。   金融領域におけるAWSの活用動向 金融関連のセッションのご紹介に入る前に、日本の金融領域におけるクラウド活用の状況を振り返っておきたいと思います。AWSは2011年に東京リージョンを開設しました。金融領域では、当初フィンテック企業から活用が始まります。金融機関では、2013年より、ソニー銀行などを皮切りに徐々に利用が広がります。そして、2017年には、三菱UFJフィナンシャル・グループがAWS活用を公表し、AWS Summitにもご登壇頂きました。以降、金融の様々なマーケットセグメントにおいてクラウド活用の検討が本格化し、AWSは、銀行、証券、保険、決済などの領域で活用が広がっています。ユースケースも、顧客口座情報を蓄積するデータレイク、大規模なリスク計算、オンラインバンキングやコールセンターなどの顧客チャネル、モバイル決済サービスの基盤、機械学習を活用した融資審査や不正検知など、ミッション・クリティカルな業務領域へと広がりました。これらのユースケースは既に構築され、活用され、ビジネスへのインパクトを出しています。そして、先行する金融機関では、勘定系などの基幹システムにおけるAWS利用の検討を進めています。AWS Summit の登壇金融機関数も、2017年はわずか4社に過ぎませんでしたが、2020年はフィンテック企業も含めると21社と大幅に拡大しました。   金融セッションの見どころ 今年の金融関連のセッションはメガバンクからフィンテックまで全21社が18のセッションに登壇します。さて、これだけ多くの金融機関がセッションを持つ中でどういった点に着目すれば良いでしょうか。各セッションの詳細については、AWS Summit Onlineのサイトでご覧になって頂ければと思いますが、私からは全体の傾向としての見どころをお伝えできればと思います。 まず第一に、21社の金融関連のセッションのうち、11社については、役員を始めとする経営層の方にご登壇頂きます。SOMPOホールディングス、三井住友信託銀行、日本取引所グループを始め、多くのセッションで経営層の方が自らクラウドの活用戦略を語ります。これは、クラウドの活用が個別プロジェクトのインフラ選定の話ではなく、全社のDX戦略に関わる経営課題として認識されるようになってきたことの表われと言えるでしょう。第二に、金融のクリティカルなユースケースに関するセッションが多いことです。例えば日本カードネットワーク、PayPay、楽天のセッションでは、決済サービス、QUICKはマーケットデータの配信、ソニー銀行は勘定系におけるAWS活用をテーマとしています。これらが構想としてではなく、実装されたものとして、あるいは具体的なアーキテクチャーと共に語られる点において、クラウドの活用のミッション・クリティカル領域への広がりを実感頂けると思います。第三に新規ビジネスモデルの構築や業務改革におけるクラウドの活用です。住信SBIネット銀行のNEOBANK構想、東海東京証券のプラットフォーム戦略では、クラウドを活用することで今までの金融サービスのあり様を変えていく試みが議論されます。また、三菱UFJフィナンシャル・グループは、AI/MLの活用による業務改革の実例をご紹介します。第四にクラウド人材の育成です。多くの金融機関がクラウドをDX戦略の中核に位置付ける中、デジタル人材、クラウド人材の育成は喫緊の課題です。クレディセゾン、東京海上日動火災保険、みずほフィナンシャルグループによるリレーセッションでは、各社各様のデジタル人材育成の取組みが紹介されます。また、ふくおかフィナンシャルグループのセッションは、データレイクをメインのテーマとしていますが、人材育成の観点でも示唆に富むお話となっています。上記以外にも、フィンテック企業からFinatext、マネーフォワード、ネットプロテクションズ、ZEROBILL BANK、ビットバンクに登壇を頂く予定です。   最後に AWS Summit Online において、AWSの活用事例を共有頂いた金融機関、及びご登壇者の皆様に改めて御礼申し上げます。これらのセッションが視聴された皆様のデジタルトランスフォーメーションに貢献できることを願っております。セッションは9月8日~30日までの開催期間中、いつでもオンデマンドで視聴頂けますので、是非ご登録頂き、金融におけるクラウド活用の最新動向を実感頂けたらと思います。セッションについては、サイト内で検索頂くか、セッションIDや金融機関名に基づいて見つけて頂くことが可能です。   下記は金融関連のトピックにてご登壇頂きました企業一覧とセッションIDです(五十音順)。   QUICK(CUS-24, CUS79) クレディセゾン(CUS-26) 住信SBIネット銀行(CUS-81) ZEROBILL BANK(CUS-92) ソニー銀行(CUS-51) SOMPOホールディングス(CUS-21) 東海東京フィナンシャル・ホールディングス(CUS-23) 東京海上日動火災保険(CUS-26) 日本カードネットワーク(CUS-24) 日本取引所グループ(CUS-25) ネットプロテクションズ(CUS-86) Finatextホールディングス(CUS-05) ビットバンク(CUS-93) […]

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AWS は、ガートナーのインフラストラクチャとプラットフォームサービス部門におけるマジッククアドラントで 10 年連続でクラウドリーダーに認定される

AWS では、俊敏な開発、迅速なデプロイ、および無制限の拡張を可能にするテクノロジープラットフォームを提供できるよう努めています。これにより、お客様はリソースの管理から解放され、顧客のための イノベーション に専念できるようになります。 当社の取り組みが、お客様だけでなく、一流のアナリストからも認められることに大きなやりがいを感じます。 今年、ガードナーは新たにクラウドインフラストラクチャとプラットフォームサービス (CIPS) を発表 しました。これは、AWS が 9 年連続でリーダーに選ばれている、クラウドインフラストラクチャサービス部門におけるマジッククアドラントが進化したものです。 お客様は、基本的なコンピューティング、ネットワーキング、ストレージサービス以外に、幅広い方法でクラウドを利用ています。そのため、ガートナーは PaaS 機能を追加するために範囲を広げています。更にマネージドデータベースサービス、サーバーレスコンピューティング、 デベロッパーツールなどの分野の範囲も広げています。。 本日、AWS がクラウドインフラストラクチャとプラットフォームサービス部門におけるマジッククアドラントで リーダー に認定され、 実行 能力および ビジョンの完全性において、最も高い地位を獲得したことを嬉しく思います。 お客様がクラウドプロバイダーを選択する際に検討する機能や要因の詳細については、 詳細レポートをご覧ください。 — Danilo ガードナー、クラウドインフラストラクチャとプラットフォームサービス部門におけるマジッククアドラント、Raj Bala、Bob Gill、Dennis Smith、David Wright、Kevin Ji、2020年9月1日 — ガードナーは調査出版物に記載されているいかなるベンダー、製品、サービスを推奨しません。また、最高の評価やその他の指名されているこれらのベンダーのみを選択するように、テクノロジーユーザーにアドバイスすることもありません。ガートナーの調査出版物は、ガートナーの調査組織による見解で書かれたものであり、事実を表明するものではありません。ガートナーは、商品性または特定目的適合性に関するいかなる保証も含め、この調査に関する明示黙示の如何を問わず、あらゆる保証の適用を排除します。

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Weekly AWS

週刊AWS – 2020/8/31週

みなさん、こんにちは。ソリューションアーキテクトの下佐粉です。 今週も週刊AWSをお届けします。 本日(9/8)から、AWS Summit Onlineが開催されます。日本のAWS Summitとしては初のオンライン開催になります。無料で参加でき、期間内であればいつでもどこからでも参加いただける AWS Summit になっています。ぜひご参加ください! それでは、先週の主なアップデートについて振り返っていきましょう。

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TerraformによるAWS上のSAPインフラストラクチャー

Infrastructure as Code お客様のSAPシステムは、ビジネスオペレーションにとって非常に重要です。そのため、アーキテクトと管理者が展開と運用を計画するときは、SAPのベストプラクティスに従うことに重点が置かれます。さらに、ワークロード要件が変更されたら、チームはすべてのセキュリティ原則、性能のベストプラクティス、非機能要件を念頭において、必要なインフラストラクチャーの展開を繰り返し、かつ迅速に対応する必要があります。

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【開催報告 & 資料公開】 AI/ML@Tokyo #6 AutoGluon 開催報告

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 機械学習ソリューションアーキテクトの宇都宮 (Twitter: @shokout) です。AWS Japan では、AI/ML 関連情報を発信するイベント「AWS AI/ML@Tokyo」を定期的に開催しています。2020年9月3日にオンラインで開催された AWS AI/ML@Tokyo #6 では、AWS ソリューションアーキテクトより、AutoGluon という AutoML を実現する OSS の概要と、AutoGluon を Amazon SageMaker 上で活用するための手法に関して解説いたしました。

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Amazon SageMakerでのディープラーニング学習時における、GPUパフォーマンスチューニングのためのI/O最適化

GPUはディープラーニングの学習スピードを著しく向上させ、学習にかかる時間を数週間からほんの数時間へと短縮させる可能性があります。しかし、GPUを使用する恩恵を十分に得るためには以下の点を考慮する必要があります。 基盤となるハードウェアを十分に稼働させるためのコードの最適化 最新の高性能なライブラリとGPUドライバの使用 GPUの計算と一致する速度でデータがGPUに供給されるためのI/Oとネットワーク操作の最適化 マルチGPUもしくは分散学習の際のGPU間の通信の最適化 Amazon SageMakerは開発者とデータサイエンティストがあらゆる規模で迅速かつ簡単に機械学習(ML)モデルをビルド、学習、デプロイするためのフルマネージドサービスです。この記事では、インフラ基盤やディープラーニングフレームワークに関わらず、Amazon SageMakerでの学習時におけるGPUパフォーマンスの最適化に関して、I/Oの改善の一般的なテクニックに焦点を当てます。典型的には、I/Oの処理ルーチンを最適化するだけで、GPUを用いた学習全体で最大10倍のパフォーマンス向上がみられます。

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AWS Single Sign-On が東京リージョンで利用できるようになりました

みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、 シニアアドボケイトの亀田です。 AWS Single Sign-On (SSO) が東京リージョンでご利用頂けるようになりましたのでお知らせいたします。 AWS SSO AWS SSOは複数の AWS アカウントとビジネスアプリケーションへのアクセスの一元的な管理を実現し、1か所からのシングルサインオンアクセスをユーザーに提供し、AWS Organizations にあるすべてのアカウントに対するアクセスとユーザーアクセス許可を簡単に一元管理することができます。AWS Organizationとの連携により、個々のAWS アカウントにおける追加のセットアップを必要とすることなく、アカウントに必要なアクセス許可のすべてが自動的に設定および維持されます。AWS SSO は、Security Assertion Markup Language (SAML) 2.0をサポートしており、 Salesforce、Box、および Office 365 などの多数のビジネスアプリケーションとの統合機能も組み込まれています。 また、AWS SSOでは、独自IDストアに加えて Microsoft Active Directory、Okta Universal Directory、Azure Active Directory (Azure AD) などのお客様がすでに運用中の既存IDストアへの接続もサポートしています。 ユーザーは割り当てられているすべてのアカウントとアプリケーションを 1 つの場所で確認し、アクセスできるようになります。ユーザーは、既存のコーポレート認証情報を使用してそれぞれのパーソナライズされたユーザーポータルにサインインでき、割り当てられたアカウントとアプリケーションにはワンクリックでアクセスできます。 ID フェデレーションのサポート AWS SSO では、アプリケーション設定ウィザードを使用して、Security Assertion Markup Language (SAML) 2.0 […]

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【開催報告】Amazon Redshift事例祭り(活用編)~This is our “Reborn Redshift.”

こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 パートナーソリューションアーキテクトの大林です。 8 月 6 日に、「Amazon Redshift事例祭り(活用編)~This is our “Reborn Redshift.”」を開催しました。 Amazon Redshift は過去 18 ヶ月で 200 以上のアップデートを重ねており、常に進化を続けております。本イベントでは、Amazon Redshift の最新テクノロジーを現場のビジネスでどう活用できるのかについて、4 社のお客様より、実際の事例に基づいて、本音を交えながらお話いただきました。また、AWS ソリューションアーキテクトより、Amazon Redshift の最新情報の解説や、最新機能に関するデモンストレーションをライブで実演しました。

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ロサンゼルスで 2 番目の Local Zone を発表

2019 年 12 月、Jeff Barr はこの投稿を公開し、カリフォルニア州ロサンゼルスに新しい Local Zone の立ち上げを発表しました。Local Zone は、既存の AWS リージョンをエンドユーザーにより近い場所まで拡張し、ゾーン内の AWS のサービスのサブセットに 1 桁のミリ秒のレイテンシーを提供します。Local Zone は親リージョン (この場合は米国西部 (オレゴン)) にアタッチされ、サービスおよびリソースへのアクセスは親リージョンのエンドポイントを介して実行されます。これにより、Local Zone はアプリケーションとエンドユーザーに対して透過的になります。Local Zone で実行されているアプリケーションは、Amazon の冗長で非常に高帯域幅のプライベートネットワークのバックボーンを介して、ゾーン内のサブセットだけでなく、すべての AWS のサービスにアクセスできます。 この投稿の締めくくりとして、Jeff wrote は次のように述べています (ここに引用します) – 「(Andy Jassy がよく言っているように) しかるべき時には、特定の地域に複数の Local Zone が存在し得ます。2020 年には、ロサンゼルスに 2 つ目の Local Zone (us-west-2-lax-1b) を開設し、他の場所についても考慮しています」 遂にその時がやってきました! お客様のリクエストに基づき、AWS は本日、ロサンゼルスに 2 番目のローカルゾーンを立ち上げました。このゾーンは、その地域 (通常は南カリフォルニア) のお客様が、非常に低いレイテンシーとともに、アプリケーションの可用性と耐障害性をさらに高めることを可能にします。これらのお客様は、アーティストワークステーション、ローカルレンダリング、ゲーム、金融取引処理など、非常に低いレイテンシーを必要とするワークロードを抱えています。 […]

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学 術 情 報 ネ ッ ト ワ ー ク SINET ク ラ ウ ド 接 続 サ ー ビ ス で の AWS利 用 で SINET大阪DC経由も選択可能となりました

学術情報ネットワークSINETは、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している日本全国の大学や研究機関などの教育研究機関が接続された情報通信ネットワークです。このたび 学術情報ネットワーク (SINET) 大阪 DC 経由でのSINETクラウド接続サービスが利用可能となりました。これまでも SINET 東京 DC1 経由で複数の10Gbps 回線で接続されておりましたが、このたび協賛企業様のご協力もいただき SINET 大阪 DC 経由においても複数の 10Gbps 回線で接続されました。 今回の SINET 大阪 DC 経由の追加により、いわゆるSINET経由での SINET 利用形態として、 SINET クラウド接続サービス利用での SINET 東京1 DC 経由や SINET 大阪 DC 経由、通常の SINET-IX ピアリングでの利用の経路がそれぞれ利用可能となります。 SINET クラウド接続サービスと通常利用( IX 経由)での接続についての説明は以前ブログにてご紹介いたしました内容をご覧ください。 SINET 大阪 DC 経由の SINET クラウド接続サービスの利用についても、お客様が利用される際の負担は、これまでと同じくAWS側から見でdata outとなるデータ転送料金だけとなります。物理回線費、ポート占有にかかる費用に関してはお客様の負担なくご利用いただけます。 SINETならびにSINETクラウド接続サービス自体が基本的にベストエフォートであり、SLA等が規定されてるわけでは無い点を理解した上で、例えば東京リージョンで基幹系システムをご利用の場合、東京リージョンとの接続をSINETクラウド接続サービスのSINET東京1DC、SINET大阪DC経由の両方を利用することでSINET-AWS間を冗長化するなどが考えられます。 これまでと同様、SINETクラウド接続サービスに関しましては、国立情報学研究所のSINET担当、AWS側の両方へ申請が必要となります。AWS側の申請に関しましては sinet@amazon.com までお問い合わせください。尚、研究でSINETクラウド接続サービスを利用されている場合には、データ転送料金を低減するプログラムに参加可能な場合がございますので営業 (aws-jpps-er@amazon.com) までお問い合わせください。 — パブリックセクター ソリューションアーキテクト […]

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