Amazon Web Services ブログ

Category: Generative AI

IQVIAサービシーズ ジャパン合同会社 の AWS 生成 AI 事例: Bedrock の Knowledge Base を利用した社内 RAG チャットシステムの構築

本ブログは、IQVIA サービシーズ ジャパン合同会社 と Amazon Web Services Japan が共同で執筆しました。IQVIA サービシーズ ジャパンでは、臨床試験や市販後調査(PMS)、医薬品関連文書の作成等の業務において、日本における医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令や治験業務を行う上での規制のように一般に公開されているドキュメントの内容を確認する必要がたびたび発生します。それらの症例や規制の内容について疑問がある場合にはガイドブックやウェブで公開されている情報を元に手作業で調査を行っていましたが、この調査に時間がかかることが課題になっていました。
調査効率の向上のために、IQVIA サービシーズ ジャパンでは Amazon Bedrock のナレッジベースを用いた RAG(Retrieval-Augmented Generation) ベースの AI チャットソリューションを構築しました。Amazon Bedrock のナレッジベースは、データソースへのカスタム統合を構築してデータフローを管理することなく、取り込みから取得、迅速な拡張まで、RAG ワークフロー全体を実装するのに役立つフルマネージド機能です。

Amazon Bedrock 上で基盤モデルのコストと利用状況を追跡できる社内 SaaS サービスを構築する

この記事では、組織内のチームをテナントとして捉えた場合の、マルチテナントアーキテクチャで Amazon Bedrock を使用して基盤モデルにアクセスするための内部 SaaS レイヤーの構築方法をご紹介します。特に、テナントごとの使用量とコストの追跡、およびテナントごとの使用量制限などのコントロールに焦点を当てています。このソリューションと Amazon Bedrock の利用プランが、一般的な SaaS ジャーニーフレームワークにどのように対応するかについて説明します。ソリューションのコードと AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) テンプレートは、GitHub リポジトリで入手できます。

株式会社コーテッグ様の AWS 生成 AI 事例 「生成 AI-OCR 機能 で診察券読取業務を効率化、月間 7,500 時間の削減に成功」のご紹介

近年、AI の進歩は目覚ましいものがありますが、特に生成 AI の発展には目を見張るものがあります。私自身もアイデアの壁打ちやプログラミングに大規模言語モデル (LLM) を活用しており、日々その有用性を実感しています。ところで、生成 AI の真価はテキスト処理だけにとどまらない、ということをご存知でしょうか。例えば、最新のモデルには、画像も入力として利用できるマルチモーダルモデルと呼ばれるものもあります。本記事では、マルチモーダルモデルを利用した Amazon Bedrock の活用事例として、株式会社コーテッグ様の取り組みをご紹介します。

AWS Skill Builder で、生成 AI に関しての知識を身につけてみませんか?

AWS Skill Builder で、生成 AI に関しての知識を身につけてみませんか ?

AWS Skill Builder は無料で利用できる学習センターで、生成 AI に関するコースも多数用意されています。ゲームベースで学習が可能な「AWS Cloud Quest」では、生成 AI ロールが日本語対応し、27 の課題にチャレンジ可能です。また、ニーズに合わせて他のトレーニングも探せるので、是非、皆様のご要望に合わせて知識を深めてみてください。

責任ある AI のベストプラクティス: 責任ある信頼できる AI システムの促進

本ブログでは、公平性、透明性、アカウンタビリティ、プライバシーを重視した責任ある AI に関するいくつかの考慮事項とベストプラクティスをご紹介します。また、このエキサイティングな新技術を採用しイノベーションに乗り出す際に、エグゼクティブ、取締役、リーダーの方々が責任ある構築のために検討すべきステップについてもお伝えします。

階層化された認可による Amazon Bedrock エージェントのデータプライバシー強化

生成 AI サービスを使用する際のデータのコントロールで直面する可能性のある現在の課題に対して、Amazon Bedrock 内のネイティブソリューションと階層化された認可を使用してそれらを克服する方法について説明します。

Amazon Bedrock のモデルアクセスの有効化や制限値の引き上げができない時の対応方法

Amazon Bedrock でモデルの推論をするにはモデルアクセスの有効化、デフォルトで割り当てられた制限を超えて推論等を行う場合は制限値の引き上げが必要です。しかし、デフォルトの制限値はサービスの適正な利用とパフォーマンスの維持向上を図るため継続的に調整が行われており、その中であなたの AWS アカウントのモデルアクセスの有効化や推論等の制限値に影響が発生する場合があります。本記事はそのような場合の対応方法を解消するための手順を説明します。