Amazon Web Services ブログ

Category: General

AWS Backup マルチパーティ承認を使用して信頼性を高める方法

組織は、進化するサイバー脅威からバックアップを保護する必要があります。包括的なバックアップと復旧戦略には、分離を確保した上で改ざんを防ぐ不変性、バックアップの信頼性を確保するための整合性検証、そして必要な時に使用できる利用可能性、3 つの基本的な柱が大切です。これらの柱は、効率的なデータ保護の基盤を形成します。分離を伴う不変性により、バックアップは変更されず消去不可能で、本番インフラストラクチャから分離され元の状態を維持します。整合性検証は、バックアップが破損しておらず復元可能であることを確認します。利用可能性は、復元が必要になった時にバックアップを確実に利用できることが保障され、重要な状況でのビジネス継続性を確保します。これらの要素が組み合わさることで、組織の最重要資産であるデータを多様な脅威から守る堅牢なセキュリティフレームワークが完成します。

Amazon CloudFrontリクエストのライフサイクルを図解する

Amazon CloudFront は、AWS ネイティブの Content Delivery Network (CDN) サービスです。CDN は、エンドユーザーにより近い世界中のエッジロケーションのネットワークを使用し、エッジでコンテンツをキャッシュすることで、Web アクセラレーションを提供します。しかし、CloudFront はそれ以上のことができます。エッジでの機能として、地理的フィルタリング、関数の実行、AWS Web Application Firewall (WAF) フィルタリングの実行など、さまざまな機能を備えています。この投稿では、CloudFront ディストリビューションへのクライアントリクエストのライフサイクルを探求し、特にこれらの機能の実行順序に注目します。この理解は、Web アプリケーションの配信最適化、Web アプリケーションのセキュリティ保護、および CDN 設定のトラブルシューティングにおいて不可欠です。

Amazon Q Developer で Audible のユニットテスト自動化を強化

Amazon の子会社である Audible は、オーディオストーリーテリングの大手プロデューサーかつプロバイダーです。オーディオブック、ポッドキャスト、特別にキュレーションされた Audible Originals を含む 100 万タイトル以上の膨大なライブラリを持っています。Audible は没入感のあるオーディオ体験で、日常を学習や想像力、エンターテイメントの機会に変えています。数百万のエンドユーザーがデバイス間でシームレスな体験を楽しめるよう、堅牢なテストが重要です。

テストカバレッジが不十分なコードベースを引き継いだ経験はありませんか?あるいは、締切に間に合わせるために急いでコードを書き、「後で」テストを追加すると約束したことは?私たちは皆そのような経験があります。テストは重要ですが、締切が迫ると優先度が下がりがちです。そこで Amazon Q Developer のエージェント機能が登場し、開発者のテスト生成アプローチを変革しています。このブログでは、Audible が Amazon Q Developer を活用してユニットテストカバレッジを向上させた方法を紹介します。

[資料公開 & 開催報告] Amazon Q Developer Meetup #3 を開催しました

2025 年 9 月 30 日に AWS Startup Loft Tokyo (目黒) で開催された「Amazon Q Developer Meetup #3 生成AIの利用を中心としたソフトウェア開発の新しいアプローチであるAI-DLCおよびその活用実績のご紹介」のイベントの様子をレポートします。
このイベントは、生成 AI を中心としたソフトウェア開発に対する新たなアプローチである、AI 駆動開発ライフサイクル (AI-DLC) をテーマに実施しました。まず Developer Specialist SA の金森から AI-DLC が必要とされる背景と、AI-DLC の概要、進め方をご紹介しました。続いて、すでに AI-DLC を体験していただいた LINE ヤフー株式会社様、株式会社サイバーエージェント様、東京海上日動システムズ株式会社様に、実際の進め方や学び、今後の展望などについて発表していただきました。