Amazon Web Services ブログ

Category: Open Source

AWS CDK is splitting Construct Library and CLI

AWS CDK は AWS CDK CLI と CDK コンストラクトライブラリを分離します

2025 年 2 月より、AWS CDK CLI と CDK コンストラクトライブラリは同時リリースされなくなります。代わりにそれぞれが独自のリリースサイクルを持つようになり、バージョン番号も異なるものとなります。AWS CDK の API やユーザーエクスペリエンスへの影響はありません。

これは AWS CDK の動作方法や使用方法を根本的に変更するものではありません。最新バージョンの AWS CDK CLI は、それ以前にリリースされたすべてのバージョンの CDK コンストラクトライブラリをサポートし続けます。必要に応じて、AWS CDK CLI を最新バージョンにアップグレードすることができます。この変更による最大の違いは、AWS CDK CLI と関連コンポーネントのソースコードを新しい GitHub リポジトリに移行することです。新しいリポジトリは https://github.com/aws/aws-cdk-cli となり、移行完了後に一般公開される予定です。

Import/Export for NSX によるネットワーク構成データのエクスポート

Import/Export for NSX は、VMware NSX の設定を ZIP ファイルにエクスポートできる AWS のオープンソースツールです。エクスポートしたファイルを Amazon Q Developer transformation capabilities for VMware にインポートでき、NSX の設定を VPC、サブネット、セキュリティグループなどの AWS ネイティブな構成要素に変換することができます。このツールは、VMware Cloud on AWS と オンプレミスの VMware Cloud Foundation の両方に対応しており、VMware ワークロードの AWS への移行を簡素化および加速化します。

生成 AI アプリをノーコードで作成・社内配布できる GenU ユースケースビルダー

AWS ジャパンでは、お客様の生成 AI 活用促進のため様々な支援を提供しています。有志により開発されているオープンソースのサンプルアセット generative-ai-use-cases-jp (GenU) もその一つです。GenU は、すぐに業務活用できる生成 AI ユースケース集として 2023 年に誕生し、今日まで Amazon Bedrock の新機能追従や新たなユースケースの拡充など、精力的なアップデートを継続しています。本記事では、2024 年 11 月に GenU の新たな機能としてリリースされた、ノーコードの生成 AI アプリ開発環境「ユースケースビルダー」についてご紹介します。

AWS Welcomes the OpenSearch Software Foundation

ポピュラーなオープンソース、Apache 2.0 ライセンスの検索・分析スイートである OpenSearch が、重要な節目を迎えました。OpenSearch を Linux Foundation 傘下のコミュニティ主導イニシアチブである OpenSearch Software Foundation に移管したのです。この発表は、今年初めに共有されたプロジェクトのリーダーシップ拡大に続くもので、プロジェクトの将来を導く決定に AWS 外の利害関係者を含めることになりました。

OpenSearchがリーダーシップの範囲を AWS 外へ拡大

OpenSearch プロジェクトは 2023 年 12 月に初の OpenSearch リーダーシップ委員会を立ち上げ、新たなマイルストーンを達成しました。この委員会は、オープンソースプロジェクトの方向性を決定する公開された可視的かつアクセス可能なプロセスに、幅広いユーザー、貢献者、コミッターのコミュニティを含めるオープンガバナンスに向けた新たな一歩です。オープンガバナンスは、リーダーシップへの明確に定義された道筋を作り出し、誰もが参加してプロジェクトにアイデアと変更をもたらすことができるようにします。プロジェクトの参加者が広範囲かつ多様であるほど、イノベーションは加速し、より安全で回復力が高くなり、特定の個人や組織への依存度が低くなるため、より持続可能になります。

Extension for Stable Diffusion on AWS で大規模に画像生成 AI を活用する

AWS では、Extension for Stable Diffusion on AWS というソリューションを提供しています。このソリューションは OSS の Stable Diffusion Web UI の拡張機能で、モデルのファインチューニングと推論をクラウド上のリソースにオフロードすることで、複数ユーザーによる大規模な利用を可能にします。この拡張機能を使用すると、お客様は Amazon SageMaker 上で Stable Diffusion のモデルトレーニング、ファインチューニング、推論を簡単に実行できます。SageMaker のマネージドな分散学習と高性能の GPU インスタンスを活用することで、必要な時だけ高パフォーマンスのリソースを利用できます。また、 CloudFormation テンプレートを使ってリソースをプロビジョニングすることで、手動設定に伴う複雑さやミスを回避できます。