Amazon Web Services ブログ

AWS Japan

Author: AWS Japan

1億2500万人のゲーマーをオンラインでスムーズにプレーするにはどうすればいいでしょうか?Epic GamesがFortniteについて語ってくれました。

FortniteのクリエイターであるEpic Gamesは、2018年7月17日にニューヨークのJavits Centerで開催されたAWSサミットでAWSサービスへオールインを明らかにしました。 ゲーム上に1億2500万人のプレイヤーを想像してください。1億2500万人、それはニューヨークの人口の15倍になります。マルチプレイヤーゲームをプレイしているすべての人が、夢を実現するでしょう。 プレイヤー全員が素晴らしい時間を過ごすことを保証しなければなりません。どのようにしてこの大変多くの人々のすべてのデータを取り扱うのでしょう? Epic GamesのFortnite クリエイターが今年、自分自身でそれを見つました。Fortomiteのこの驚異的な成長により、Epic Gamesが毎月2ペタバイトのデータを扱わなければいけないことを意味します。2,000テラバイトのハードドライブが積み上がっていることを想像してください。どのようにゲームデベロッパーがその規模の情報量を処理するでしょうか?

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[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon Elastic File System (Amazon EFS) 資料及び QA 公開

先日 (2018/7/4) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar 「Amazon Elastic File System (Amazon EFS)」 の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。 PDF Q. EFSを複数のLambda間でのデータ共有に使ってみたいのですが、可能ですか ? A. Lambda 関数から EFS にアクセスすることはできません。Lambda 関数の間で情報共有を行う場合は DynamoDB を利用するか S3 を介したファイル渡しなどで実装してください。 Q. 最大どれくらいのスループットがでますでしょうか。 A. デフォルトの最大スループットは 1GB/s または 3GB/s が設定されており(リージョンによって異なります)、上限緩和申請を行うことができます。 Q. S3へのバックアップオプションなどはありますか? A. 現時点で EFS の機能として EFS から S3 へのバックアップ機能は提供されておりません。バックアップソフトウエアを利用して(EC2など)、S3に格納することなどをご検討ください。 Q. 拡張するサイズに制限をかけることはできますか? A. ファイルシステムが拡張する際の上限を設ける機能は現時点では提供されていません。 Q. オンプレからはDirect Connect経由でアクセス可能とのことですが、その場合も通信料金(下り課金)は発生しないのでしょうか。 A. AWS Direct Connect のデータ送信の料金が発生します。 Q. AWS Storage Gateway との使い分けはどのように考えるべきですか。 A. File Gateway はその名の通り、S3 へのアクセスに対応していない既存のアプリケーションを容易に S3 を利用できるようにするためのゲートウェイとして稼働するアプライアンスとして開発されているため、バックアップイメージや分析対象データをS3 にアップロードする、といった使い方には向いています。 一方で高い可用性やスループット性能が求められ、頻繁にファイルへの読み書きが発生するようなワークロードを処理するファイルサーバには EFS が向いています。 Q. EFS File Sync Agent というものが何なのか、いまいちよくわからなかったのですが、これは Storage Gateway のような VMなのでしょうか? A. EC2 または VMware ESXi のインスタンス上で動作し、データ同期処理を行うアプライアンスとお考えください。 Q. 例えば、EC2にて起動時にマウントするようにしたイメージを作成すれば、そのイメージからインスタンスを作った場合に起動時からEFSを参照できるようになる、ということであっていますでしょうか。 A. はい。/etc/fstab に EFS のファイルシステムをマウントするよう記述して AMI を作成すれば、そのイメージから起動されたインスタンスは指定したファイルシステムをマウントします。ユーザーデータに記述することでも対応できますので要件に応じて選択してください。 Q. 書き込み途中のファイルを他のマウント元から参照させたくないのですが、そのような制限は可能でしょうか? A. EFS には強力な書き込み後の読み取り整合性がありますので、書き込み途中のファイルが他の NFS クライアントから参照されることはありません。 Q. NFSのsoft […]

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Piksel RetailによるAWS上のSAP Hybris Commerceのホスティング

Piksel Retailのジェネラルマネージャーを務めるJonathan Kirby、同じくPiksel Retailのテクニカルアーキテクトを務めるMichal Stypikによる記事です。 多くの小売環境で、伝統的な方法として最もよく述べられるものに、SAP Hybris Commerceをプロダクションに導入していることがあります。Hybris Commerceは、インプレース方式のコードリリースにより、静的なクラスターとして実装されます。つまり、構成変更のために、実行中のサーバー上でファイルを置き換えたり更新したりする必要があります。アップデートには慎重なリリース計画が必要であり、ダウンタイムを適切に管理する必要もあり、現行ページの裏で変更を行わなければならず、プロセス全体が非常に混乱する恐れもあります。 いくつかの組織で、SAP Hybris Commerceをクラウドに移行することを選択していますが、「リフト・アンド・シフト」の方法を採用しています。これは、クラウドに移行はしたものの、その過程で再構築はしていないことを意味しています。その結果、プラットフォームはオンプレミス環境とほぼ同じように動作しています。 Pikselのグループ企業であるPiksel Retailでは、最近、これらの課題に対処するために、デジタルコマースチャネル (Digital Commerce Channel、DC2)を構築しました。DC2は、SAP Hybrisベースのeコマースソリューションで、Amazon Web Services (AWS)上に導入しています。

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【本日よりお申し込み開始!】AWS Innovate Japan 2018 オンラインカンファレンス

AWSのラーニングを目的とした日本初開催の大規模オンラインカンファレンス「AWS Innovate Japan 2018」を、8/28〜10/10に開催することが決定しました!お客様は、時間や場所の制約にとらわれず自由に参加でき、初心者も上級者も AWS クラウドについての新たな学習ができます。8/28、9/4、9/11 のライブ開催では、AWS エキスパートによるQAも用意されています。また、セッション内容に関連した AWS に関するクイズ、ハンズオン資料、ホワイトペーパー、AWS アカウント作成のためのリンクなどが配置され、次のアクションをすぐに起こすことができます。また、Virtual Summit Osakaという名前でAWS Summit大阪で予定されていたお客様事例セッション、パートナー様資料の一部も展示されます。 本日より以下リンクから詳細確認・お申し込みが可能です。   特徴1: 目的に合ったセッションを視聴 Machine Learning、IoT、Container トラックのほか、AWSome Day オンライントレーニングを含む初心者向けなど、様々なセッションをご用意しています。 特徴2: ライブ Q&A Machine Learning、IoT、Container(ライブ配信)当日は AWS エキスパートに直接質問できます。 特徴3: 修了証明書を発行 業務として活用できるよう、視聴したセッションの証明書を発行します。 特徴4: 豊富な資料ダウンロード ハンズオンのほか、様々なソリューションやパートナー企業の資料をダウンロードできます。 Live配信スケジュール 1日目:2018 年 8 月 28 日(火)12:15 ~16:00 テーマ:「Machine Learning」機械学習でイノベーションを実現しよう 機械学習はイノベーションを実現するために必要不可欠な技術になりつつあります。本トラックでは、機械学習プロジェクトを成功に導くためのポイントを提示し、プロジェクトを加速するために AWS が提供する機械学習サービス、ならびにその利用方法について紹介します。 2日目:2018 年 9 月 4 日(火)12:15 […]

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2018 年 8 月の AWS Black Belt オンラインセミナーのご案内

こんにちは。マーケティングの鬼形です。8 月の AWS Black Belt オンラインセミナーの配信についてご案内させて頂きます。 !!オンラインセミナーお申し込み方法: オンラインセミナー登録ページよりお申し込みください Amazon QuickSight アップデート:一般公開後に追加された特徴的な新機能 2018 年 8 月 1 日 | 18:00 – 19:00 | IT 知識レベル:★★☆☆☆ | AWS 知識レベル:★★☆☆☆ Amazon QuickSight は高速かつサーバ運用不要の BI(ビジネスインテリジェンス) サービスです。AWS内のRDSやRedshiftといったデータソースだけでなく、オンプレミス環境や各種SaaSにも対応しています。2016年11に一般公開(GA)されて以降60以上の新機能が追加されてきました。今回サービスアップデートとして、QuickSight GA後に追加された機能の中から、便利で特徴的な機能を中心に御説明いたします。 対象者 BI環境に興味があり、Amazon QuickSightを知りたいという方全般 本セミナーで学習できること Amazon QuickSightの基本機能や料金の理解に加え、GA後に追加された特徴的な新機能をクイックに把握することが出来ます スピーカー 下佐粉 昭 Solutions Architect   クラウド設計・運用のベストプラクティス集 “AWS Well-Architected Framework” 2018 年 8 月 7 日 | 12:00 – 13:00 […]

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AWS OpsWorks for Chef Automate におけるクックブックの継続的なテストとデリバリー

Chef サーバは、テスト済みの信頼できるクックブックを対象ノードの run list に簡単に追加できるハブであるべきです。しかしながら、クックブックのテストを実行し、Chef サーバへ配信する作業は手間のかかるタスクです。このプロセスをシンプルかつ迅速にするために、私たちは AWS の技術を活用してテストの実行と Chef サーバへのクックブックの配信を統合したパイプラインを構築しました。これによりクックブック開発の定型的ながらも重要な部分を自動化できます。

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アセットライブラリにおける課題:機械学習を利用したプロダクションパイプラインの高速化

利用したいテクスチャをライブラリから探す作業は非常に手間がかかる作業です。Amazon RekognitionやAmazon Machine Learning APIを利用することで、テクスチャへのタグ付けを行い、高速な検索が実現できます。 ゲーム開発では一般的に”painter’s pallet(画家のパレット)”として扱われるテクスチャやシーンを扱う巨大なアセットライブラリを持っています。これらは3Dのランドスケープや地形を表現するために利用されており、データの選択によって世界観をを変えることができるため、非常に重要なものとなります。テクスチャによっては実生活の風景や漫画の陰影、セル画調での世界滅亡の風景などを自由に表現することができます。 膨大な数のデータが保存されているライブラリから、何千ものテクスチャを選ぶことも珍しいことではありません。その場合、まれに正しいタグが付与されていなかったり、ファイルやフォルダ名に依存することで生じる誤解などが問題となります。より正確性を向上するために、正確なタグ付けを手作業によって行うことは非現実的でとてつもない作業になるでしょう。 正確なタグ付けを実現するために、1人または複数人でデータを確認し、意見を集め、その情報によって各ファイルにタグ付けをする必要がありますが、どんなシナリオでも非常に多くの時間がかかります。 しかし、機械学習を利用したAmazonの画像認識サービスであるAmazon Rekognitionを使えば、これらの作業を非常に簡単に高速に行うことができます。アーティストがファイルを開くのに40秒かかり、画像を見て意見を集め、複数のタグを書き込んでデータベースに格納する場合、5,000ファイルを処理するのに約55時間を要します。Amazon Rekognitionを利用する場合、画像のアップロードをバッチ処理することが可能で、私たちのテストコードでは200Mbpsの速度でアップロードしたところ3分未満で完了しました。 試してみましょう! もし1枚の画像で試す場合、こちらをご確認ください。画像をアップロードし、レスポンスを確認するだけです。 https://console.aws.amazon.com/rekognition/home?region=us-east-1#/label-detection もちろん、SDKもご利用になれます。こちらのページからインストールできるAWS SDKを利用します。 https://aws.amazon.com/tools/#sdk それでは、特定のフォルダで簡単なサンプルを動かしてみましょう。ご紹介するサンプルはフォルダの中のすべてのJPEG/PNGファイルをAmazon Rekognitionにアップロードし、メタタグをファイル名と一緒にSQLiteに保存します。また、簡単な検索機能も提供します。 今回はPythonを使ったシンプルな例をご紹介します。もしあなたがPythonのファンではない場合は、AWS SDKでサポートされているお好みの言語を利用いただくことができます。 まずはAWS SDK for Pythonをこちらの手順に沿ってインストールします。 https://boto3.readthedocs.io/en/latest/guide/quickstart.html 最も早い方法は”Boto3″パッケージのインストールです。 pip install boto3 また、AWSアクセスキーの設定をAWSマネージメントコンソール(https://console.aws.amazon.com)から行います。 [IAM]-[ユーザー]-[認証情報]-[アクセスキーの作成]をクリックしてください。 アクセスキーIDとシークレットアクセスキーをメモし、以下のクイックスタートの設定ファイルを編集してください。(Macの場合は”~/.aws/credentials”、Windowsの場合は”%USERPROFILE%\.aws\credentials”となります。) あとは数行のコードで実行することができます。 1. boto3のライブラリをインポートします。 import boto3   2.  利用するリージョンをRekognition APIに設定します。 def detect_labels(bucket, key, imagebytes=None, max_labels=6, min_confidence=70, region=”us-east-1″): rekognition = boto3.client(“rekognition”, region)   3. […]

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Amazon SageMaker ハンズオン開催報告とシナリオ公開のお知らせ

(この記事は2018年7月17日に公開したあと、7月31日にシナリオが更新されたので追記しました) みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。 2018年7月3日にAmazon SageMaker ハンズオンを弊社目黒オフィスで開催しました。講師は弊社ソリューションアーキテクトの志村と鮫島がお届けさせていただきました。 その時の資料が公開され、ご自宅でもハンズオンを楽しんでいただくことができるようになりましたのでお知らせいたします。 Amazon SageMaker 紹介 & ハンズオン(2018/07/03 実施) Amazon SageMaker 紹介 & ハンズオン(2018/07/25 実施) (2018年7月31日、シナリオが新しく更新されました) 57ページからがハンズオンの資料となっています。SageMakerはその学習モデルの開発においてJupyter Notebookを使用します。このため、ハンズオンではあらかじめ用意されたJupyter Notebookの内容に従って作業を進めて行く形態をとっています。中身はDeep Learningですので、慣れてない方からすると、すべてを理解いただくのが大変な一方で、ハンズオンの完走自体は非常に簡単に行っていただけるような工夫がされています。 最後に自分のマウスで書いた手書きの文字を判別する実習を行ってハンズオンは終了となります。 またSageMakerは非常に頻繁にアップデートがかかっています。 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/category/artificial-intelligence/sagemaker/ 2018年6月1日東京リージョンでの一般提供開始以降に対応した主なアップデートが以下です。 トレーニングジョブのクローン作成機能 自動モデルチューニングにおけるハイパーパラメーターチューニングに対応 PyTorch と TensorFlow 1.8 のサポート AWS PrivateLink を使用した Amazon Virtual Private Cloud (VPC) エンドポイントをサポート BlazingText において、キスト分類 (教師ありモード) と Word2Vec ベクトル学習 (Skip-gram、CBOW、batch_skipgram モード) […]

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Formula 1®、AWSクラウドによりイノベーションを加速、AWS機械学習サービスや映像サービスを導入

  Formula One Group(Formula 1、以下F1)がAWSと提携し、クラウド化プロジェクトを開始しました。 F1は、21か国で開催する国際自動車連盟 (FIA) 主催のF1世界選手権 (FIA Formula One World Championship) の推進を担っています。 F1はITインフラストラクチャの大部分をオンプレミスのデータセンターからAWSクラウドへ移行予定です。フルマネージドな機械学習サービスAmazon SageMaker、イベント駆動型サーバーレスのコンピューティングサービスAWS LambdaやAWS分析サービスなど、さまざまなAWSサービスを通じてレース戦略とデータ追跡システムを強化し、世界で5億人を超えるファンとレーシングチームに、より確実な統計と予測情報を提供します。 F1の放送システムに関しても、複数の施設に及ぶ膨大なコンテンツデータをAWSのクラウドストレージで管理し、AWS Elemental Media Servicesで映像処理を行うというクラウドによるワークフローへ移行しました。複数の国でレースを行うため、現地にIT運用センターを設営する必要がありますが、クラウドを利用することで現地に運び込む機材が少なくなるため、クラウドが提供する効率性に加えて実用性な面でも利点を得ることができます。 F1は、非常にデータドリブンな自動車レースです。各レースでは、各競技車両が実装する120個のセンサーが3 GBのデータを生成し、毎秒1,500データポイントが生成されます。 F1のデータ科学者は、過去65年間で蓄積されたレースデータを使って深度学習モデルをトレーニングします。例えば、適切なピットストップウインドウ(適正なピットのタイミング)の特定や、タイヤ交換のピットストップ作戦といった、レース中の予測を行うことが可能です。リアルタイムでデータ分析をして、ドライバーが限界点までパフォーマンスを出しているかどうかといった洞察を、視聴しているファンに提供します。Amazon Kinesisを使って、機械学習、分析に用いる動画をリアルタイムにAWSのワークフローに取り込み、旋回中の各競技車両の主要なパフォーマンスデータを高速処理し、 Amazon SageMaker を活用した機械学習の結果により、ドライバーのパフォーマンスを正確に把握することができます。 F1のイノベーションとデジタル技術のディレクター、ピート・サマラ氏(Pete Samara)は次のように述べています。「AWSは我々のニーズに対して、他のクラウド事業者に勝るスピード、スケーラビリティ、信頼性、グローバル展開、パートナーエコシステム、そして幅広いサービスを提供してくれます。Amazon SageMakerなどの機械学習サービスを活用することにより、強力な洞察と予測をリアルタイムでファンに提供することができます。 また、AWSのスケーラブルで高性能コンピューティングワークロードを、Formula 1 Motorsports部門が活用できていることも素晴らしいです。これにより、新車のデザインルールの開発時に、エアロダイナミクス(空力性能)チームが実行できるシミュレーションの数と品質が大幅に向上します。」 原文はFormula One Group Case Study https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/formula-one/ AWSでの機械学習について https://aws.amazon.com/jp/machine-learning/ AWS ビデオソリューションについて https://aws.amazon.com/jp/digital-media/aws-managed-video-services/   AWS Elemental Marketing 山下  

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