Amazon Web Services ブログ
Kiro はどのように自らを修正し、その修正の正しさをどう担保しているか
Kiro のファイル読み取りツールと検索ツールの説明に、ハーネスの動作について事実と異なる主張をする一文がありました。この一文は数百のセッションで 61,742 回モデルに届いていました。何の役にも立っておらず、誰かがチケットを起票することもまずなかったでしょう。こうした問題は見つけるのが難しく、修正の良し悪しを判断するのも同じくらい難しいものです。たとえば私たちは、より多くのタスクに合格し、使用トークンも少ない修正をあやうくリリースするところでした。結果をホストごとに分けてみると、改善のほぼすべてが、エージェントがいつもはまり込むループからたまたま抜け出した 1 回の実行によるものだとわかったのです。そのホストを除くと、その修正は遅く、コストが高く、精度も下がっていました。自分の修正を自分で採点するループなら、これをリリースしていたでしょう。
AWS DevOps Agent で調査コストを事前に制御する
AWS DevOps Agent のような自律型 AI エージェントは、調査中に呼び出す API、回数、対象スコープを動的に判断します。そのため、調査能力だけでなく、実行前にコストを把握して制御する仕組みも重要です。Investigation Cost Guardrail スキルを利用すると、最初の課金対象クエリを実行する前に見積もりを確認し、続行するかどうかを判断できます。本記事では、このオープンソーススキルが AWS サービスやサードパーティーツールの操作を分類し、リージョンごとのライブ料金とデータ転送コストを取得する仕組みを解説します。また、Proceed(続行)、Warn(警告)、Halt(停止)の判定ゲートを、3 つの具体的な調査シナリオとともに紹介します。
Amazon Bedrock と LiteLLM による OpenAI ChatGPT Codex の予算・レート制限管理
OpenAI ChatGPT Codex のモデル推論を Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) 上の LiteLLM ゲートウェイ経由で Amazon Bedrock にルーティングし、生成 AI コーディングエージェントをエンタープライズ向けに一元管理する方法を紹介します。AWS Fargate へのデプロイ手順、スコープ付きキーによる予算とレート制限の適用、Responses API の互換性検証を解説します。AWS IAM Identity Center による直接アクセスや Portkey を使用する代替アクセス経路も取り上げます。
スピードと安全性の両立: AI コーディングエージェントのためのコントロールフレームワーク
Kiro などの AI コーディングエージェントは開発を加速させる一方で、プロンプトインジェクションや過度に緩い設定、サプライチェーンリスク、スコープクリープなどのリスクをもたらします。本記事では、IDE でエージェントの出力を方向付ける作成時のコントロールと、パイプラインで検証するビルド時のコントロールの 2 つの柱からなるアプリケーションセキュリティのフレームワークを紹介します。決定論的な緩和策、非決定論的な緩和策、人間によるレビューの組み合わせ方に加えて、Kiro、AWS CodeBuild、AWS CodePipeline を使用した実装例も解説します。
Amazon Linux で npm と pip のパッケージ更新を安全にする方法
npm や PyPI のパッケージは、公開直後の数時間に最もサプライチェーンのリスクが高くなります。この記事では、Amazon Linux 2023 で npm の min-release-age と pip の uploaded-prior-to を使用して 1 日の依存関係のクールダウンを設定し、予期しないパッケージのインストールを防ぐ方法を紹介します。また、npm audit と pip-audit で特定したパッケージに限ってクールダウンをオーバーライドし、セキュリティ修正を適用する方法も説明します。
AWS Well-Architected フレームワークに基づくソフトウェアサプライチェーンセキュリティのベストプラクティス
2025 年 9 月以降に相次ぐ、npm Registry を悪用した Shai-Hulud などのサプライチェーン攻撃を踏まえ、AWS Well-Architected フレームワークのセキュリティの柱に沿ったパッケージ利用者向けのベストプラクティスを紹介します。一時的な認証情報と最小権限による漏えいリスクの低減、AWS Signer によるアーティファクト署名などの多層防御を取り上げます。さらに、AWS CodeArtifact による依存関係の一元管理、Amazon Inspector による依存関係スキャン、AWS CloudTrail と Amazon GuardDuty によるモニタリングも解説します。
脅威の手口を解説: サブドメイン乗っ取りの仕組みと対策
このブログ記事では、脅威アクターがダングリング DNS レコードを悪用し、トラフィックを攻撃者が管理するリソースにリダイレクトするサブドメイン乗っ取りの仕組みと対策を説明します。S3、CloudFront、Elastic Beanstalk など乗っ取りの対象になり得るリソースを整理し、具体的なシナリオを分析します。さらに、AWS Config カスタムルールによるプロアクティブな検出、DNS レコードを先に削除する標準作業手順、Security Hub や SNS による通知と修復の方法を紹介します。
約 3 万人のAIネイティブエンジニア体制へ ― NEC は Claude Code をどう全社展開しているのか? CoE・チャンピオン制度による取り組み
日本電気株式会社(以下、NEC)・Anthropic Japan 合同会社(以下、Anthropic)のご協力 […]
リアルタイムのマルウェア防御: AWS Network Firewall のアクティブ脅威防御の活用
サイバー脅威は急速に進化しており、潜在的な問題を抱えるワークロードは 90 秒以内に脅威アクターに発見されます。この記事では、AWS Network Firewall のアクティブ脅威防御を紹介します。アクティブ脅威防御は、Amazon のハニーポットネットワーク MadPot の脅威インテリジェンスを活用し、30 分以内に保護ルールを自動でデプロイします。DNS、HTTP、TLS SNI、IP の各レイヤーでブロックするスイスチーズモデルの多層防御によって、攻撃キルチェーンの各段階を阻止します。また、Amazon GuardDuty との連携に加え、CVE-2025-48703 を悪用して Mythic C2 フレームワークをデプロイしようとした実際の攻撃を阻止した事例も解説します。
データ流出の防止: AWS で実現するクラウドワークロードのエグレス制御
見落とされがちなアウトバウンドトラフィックを悪用したデータ流出を防ぐため、AWS のサービスを組み合わせた多層的なエグレス制御の実装方法を紹介します。ハブアンドスポーク型アーキテクチャを基盤に、AWS Network Firewall と Amazon Route 53 Resolver DNS Firewall による予防的コントロールを構成します。さらに、SCP、RCP、VPC エンドポイントポリシーによるデータ境界、Amazon GuardDuty や AWS Security Hub による発見的コントロールを組み合わせます。あわせて、段階的な導入アプローチと、これらの制御がエージェンティック AI のワークロードにも有効であることを解説します。









