Amazon Web Services ブログ

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Amazon QuickSight で製造サプライチェーンのデータドリブンな意思決定を実現する

昨今、データ活用に関する相談を、多くのお客様からいただいています。製造現場を例にとってお客様の課題例を挙げてみますと、製造業のお客様の中には、世界各地の生産拠点を連携したグローバル規模のサプライチェーンを構築している事例も多く見られ、本社の経営課題や問題認識に基づいた改善が難しくなっているという声が多く聞かれます。また、後工程への影響を避けるべく、各工程が良かれと思って在庫を抱え込んでしまった結果、仕掛り品が現場に溢れかえり、実態把握ができなくなっている例や、前後工程で連携しての改善の取組が難しいという声もあります。業界やビジネスレイヤーによって直面する課題は様々ですが、社内に眠るデータを分析することで、データに基づいた業務改善の取り組みに繋げられそうなケースも多く見受けられます。本記事では、クラウドネイティブな BIツールである Amazon QuickSight を活用して、製造サプライチェーンにおける課題をデータドリブンな意志決定により解決していくためのデモダッシュボードをご紹介します。

ONNX Runtime を使った AWS IoT Greengrass 上での画像分類の最適化

演算能力とメモリが限られているエッジデバイスに機械学習のモデルを展開する場合、開発者は、望ましいパフォーマンスを達成するためにモデルを手動でチューニングするという課題を抱えています。このブログポストでは、AWS IoT Greengrass 上の ONNX Runtime を使用して、エッジでの画像分類を最適化する方法の例について紹介します。

AWS による Jupyter の 生成系 AI の民主化とノートブック実行のスケールのための新しい拡張機能を発表

AWS はデータサイエンティストや機械学習エンジニアにとって欠かせない Jupyter を開発する Project Jupyter のスポンサー及びコントリビューターとして積極的に活動しています。AWS は 2023/5/10 の JupyterCon において、Jupyter ユーザーの体験を向上させ開発の生産性を高める新しいツールを発表しました。生成系 AI に関する Jupyter 拡張機能と機械学習モデルを大規模に開発、学習、デプロイするための Jupyter 拡張機能を発表し、これらのツールは全てオープンソースで Jupyter を実行している場所であればどこでも使用することができます。

AWS IoT Core で TLS 1.3 のサポート開始

AWS IoT Core がトランスポートセキュリティオプションの中でトランスポート層セキュリティ (TLS) バージョン 1.3 をサポートすることをお知らせでき大変嬉しく思います。TLS 1.3は、TLS 1.2と比較して強化されたセキュリティとパフォーマンスをお客様に提供します。お客様は、デフォルトの Amazon Trust Services (ATS) データプレーンエンドポイント、および設定可能なエンドポイント (AWS 管理ドメイン、カスタムドメイン) に TLS バージョンを設定できます。お客様は、単一のデータエンドポイントまたは複数のデータエンドポイントで同時に TLS 1.2 と TLS 1.3 の両方を運用でき、さまざまなデバイスをサポートおよび管理できます。

AWS DataSync を使用して Amazon FSx for NetApp ONTAP にファイル共有を移行する

データ移行を計画する際には、移行ツールを評価し、オンライン移行に利用可能な帯域幅があるかどうかを判断し、移行元と移行先の特性を理解する必要があります。オンプレミスのストレージや他の AWS ストレージサービスから Amazon FSx for NetApp ONTAP にデータを移行する場合、移行元が NetApp ONTAP ではない、あるいは SnapMirror ライセンスを持っていない場合があります。 FSx for ONTAP に移行する場合、移行戦略の一環としてボリュームデータの階層化ポリシーの特性を考慮する必要があります。