Amazon Web Services ブログ

Weekly aws Japan edition

週刊AWS – 2023/6/5週

週刊AWS 2023/6/5週号: Amazon SageMaker Automatic Model Tuningのパラメータ自動調整機能、Amazon CloudWatch LogsのLive Tail、Amazon SageMaker Canvasの機能強化、AWS Glue for RayとAWS Glue Data Qualityの一般利用開始、AWS LambdaのRuby 3.2サポートなどをお届け

Kubernetes as a platform vs. Kubernetes as an API

Kubernetes とは何ですか?私はこの技術に初期から取り組んできましたが、8 年経っても、この問いにハッキリと答えられません。Kubernetes をコンテナオーケストレーターとして定義する人もいますが、その定義は果たして、Kubernetes を正しく表現できていると言えるでしょうか。私はそう思いません。この記事では、Kubernetes について、従来の考え方にとらわれない考え方や、技術の伸びしろを探ってみたいと思います。
Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) は、お客さまに代わって、Kubernetes クラスターを運用をする AWS のマネージドサービスであり、非常に大規模で幅広いお客様にご愛用いただいております。彼らのようなお客様が、Amazon EKS をどのように活用しているか、またどのように考えているかという価値観はさまざまです。Kubernetes を「プラットフォーム」として考えている人もいれば、AWS サービスを管理するためのファサードと考えている人もいます。
つまり、完全に自分達の中でコントロールするという意見から、完全なマネージドサービスであるという意見まで、幾つもの考え方が存在します。
それでは、これからそれぞれの考え方について詳しく見ていきましょう。そのために、バックエンドのデータベースを持つ簡単なアプリケーションを AWS 上の Kubernetes へデプロイするために使用できるさまざまなモデルを探ります。また、この記事の最後には、表現された概念を着地させ、実践的に実証するためのデモがあります。

AWS AppSync Merged API の紹介

2023 年 5 月 23 日に AWS AppSync の Merged API の一般提供を開始します。Merged API により、チームは複数の Source AppSync API から型、データソース、関数、リゾルバなどの リソースを単一の統一された AppSync エンドポイントにマージすることができます。最大 10 個の Source AppSync API を1つの Merged API にマージすることができます。フロントエンドでは、クライアントは単一のエンドポイントとやりとりするだけで、複数の Source API に跨がるデータを取得することができます。バックエンドでは、開発チームは CI/CD パイプラインの一部として、独立した Source API を作成、更新、テスト、デプロイすることができます。

Canva が Amazon SageMaker と Amazon Rekognition を使用し 1 億ユーザーにテキストから画像を生成する AI を提供した方法

Canva はあらゆるデザイン業務を支援するツールを提供している企業です。プレゼンテーションやソーシャルメディア投稿など、様々な場面で利用されています。 1 億人以上の月間アクティブユーザーのデザインプロセスをさらに改善するため、テキストから画像を生成する AI をはじめ機械学習を用いた機能の開発に積極的に投資しています。安全かつスケーラブルに画像生成 AI を提供するため Amazon SageMaker と Amazon Rekognition を活用しており、この先進的な機能のリリースをたった 3 週間で実現しています。

AWS AppSync で Amazon Timestream のデータにアクセス

AWS AppSync は、複数のデータベース、マイクロサービス、API に安全にデータを検索または更新するための単一のエンドポイントを提供することによって、アプリケーション開発を簡素化するフルマネージドのサーバーレス GraphQL API サービスです。本記事では、エンドポイントディスカバリパターンによる REST API を使用して、AWS AppSync 経由で Amazon Timestream データベースの時系列データにアクセスする方法を紹介します。

【開催報告】アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間 第三十回 (5/25)

今回のテーマは「AWS をとことん使いこなす」で、EKS クラスター間の通信を Amazon VPC Lattice で実現するデモや、AWS Marketplace の利用方法、先日開催された AWS Summit Tokyo のセッションまとめについて紹介させていただきました。また、ゲストスピーカーとして、株式会社 hacomono の矢嶋氏にご登壇いただき、ECS ベースのマルチテナントアーキテクチャへの移行についてお話いただきました。