Category: AWS Lambda
サーバーレス Chatbot コンテストに入賞した皆様、おめでとうございます!
私は 8 月に AWS サーバーレス Chatbot コンテストについて発表し、皆様に AWS Lambda および Amazon API Gateway を使用して Slack 用の Chatbot を構築していただきますようお願いしました。
先週、仲間の審査員である Tim Wagner (AWS Lambda のジェネラルマネージャー) および Cecilia Deng (Tim のチームのソフトウェア開発エンジニア) と一緒にビデオを見て、62 点の応募作品をすべて評価しました。私たちは応募作品の機能や多様性、そして作品の実行中の動作を示す魅力的なビデオの作成に対する応募者の努力に感心しました。長時間にわたって審査した結果、合計 9 点の入賞作品を選定しました。8 点は個人、チーム、小規模組織の作品で、1 点は大企業の作品です。難しい話は抜きにして、さっそく始めましょう。
個人、チーム、小規模組織
サーバーレス Slackbot ヒーロー賞の入賞作品は以下のとおりです。各入賞作品には、AWS re:Invent のチケット 1 枚、ホテルの宿泊割引、公表、サーバーレスコンピューティング基調講演中の宣伝、クールな賞品、および 100 USD の AWS クレジットが贈られます。これらの多くのボットのコードは、GitHub で確認することができます。入賞作品をアルファベット順に示します。
AWS Network Helper – “このプロジェクトの目標は、サーバーレスアーキテクチャで実行する AWS ネットワークトラブルシューティングスクリプトを提供し、チャットボットとして Slack 経由で相互作用させることです。” GitHub repo。
B0pb0t – “食事の時間をすばらしいものに。” GitHub repo。
Borges – “Borges は複数言語の Slack チーム用のリアルタイム翻訳ツールです。” GitHub repo。
CLIve – “CLIve は AWS EC2 インスタンスの管理を非常に簡単にします。CLIve は自然言語を理解するため、新しい CLI を学習する必要はありません。”Litlbot – “Litlbot はクラスの受講者とリアルタイムのやり取りを可能にし、講義や学習をより濃密な体験にします。” GitHub repo。
Marbot – “アマゾン ウェブ サービスから DevOps チームにアラートを転送します。”
Opsidian – “自然言語を使って Slack から AWS インフラストラクチャで共同作業を行います。”
ServiceBot – “人、機械、およびエンタープライズ間のコミュニケーションプラットフォームです。” GitHub repo。
大企業
サーバーレス Slackbot 大企業賞の入賞作品は以下のとおりです。
Eva – “チームの仮想旅行アシスタントです。” GitHub repo。
感謝と祝辞
時間を取ってコンテストに作品を応募していただき、皆様方に個人的に感謝いたします。
入賞した皆様おめでとうございます。AWS re:Invent でお目にかかりたいと思っています。
— Jeff;
追伸 – このリストで独自の Chatbot のアイデアが浮かんだ場合は、サーバーレス Chatbot の構築ビデオをご覧いただき、サーバーレス Chatbot サンプルをご活用ください。
AWS Lambda と Amazon API Gateway で Express アプリケーションを実行
Express は Node.js のウェブフレームワークです。これを使用すると、「サーバーレス」ウェブサイトやウェブアプリケーション、API を簡単にデプロイできます。サーバーレス環境では、大方またはすべてのバックエンドロジックがステートレスのオンデマンドで実行します (詳細情報については Mike Roberts によるブログ「Serverless Architectures」をご覧ください)。今月初旬に公開したブログ (「API Gateway の更新 – API 開発を簡素化する新機能」) で紹介した新しい Amazon API Gateway 機能と AWS Lambda を併せて使用した場合、既存の Express アプリケーションをサーバーレスで実行することができます。API Gateway を使用すると API を中心に開発者のエコシステム構築を可能にする使用量プランなど追加機能を利用したり、キャッシュにより応答性と費用対効果に優れたアプリケーション構築を行うこともできます。
AWS は aws-serverless-express パッケージを提供することで Express アプリケーションから Lambda や API Gateway への移行をお手伝いしています。このパッケージには実例が含まれています、ぜひご活用ください。
Express コードとアプリケーションを API Gateway と Lambda に移行する場合に利用できる 2 つのリソースをご紹介します。
- 「Running Express Apps in AWS Lambda」ではアプリケーションをデプロイする場合の Claudia.js と aws-serverless-express モジュールの使い方が説明されています。既存の TCP リスナーを削除し、Lambda プロキシラッパーを作成してからデプロイするだけです。
- AWS ブログ「サーバーレス: Express アプリケーションから Amazon API Gateway と AWS Lambda に移行」では以前のブログより掘り下げた内容をご説明しています。環境変数、データベース接続の管理を設定する方法や、静的アセットを効率的にホストするためのガイドなどを提供しています。また、リリースプロセス全体の詳細とその他の Lambda や API Gateway 機能もご紹介しています。
— Jeff;
サーバーレスでChatbot コンテスト開催
AWS Serverless Chatbot コンテストの審査員にならないかとのオファーが来たので、喜んで引き受けることにしました。
Chatbot の構築
AWS Lambda と Amazon API Gateway を使用して Slack 用の chatbot を構築してください。他の API (Slack Events API が便利) や追加サービス (AWS その他)、その他のデータソースも使用することができます。コンテストの参加作品はクリエイティブかつオリジナルであり、Stack ユーザーに本当の価値を提供できるものでなければなりません。AWS Free Tier は Lambda、API Gateway、そしてその他の AWS サービスへのアクセスを無料でご提供します。AWS の新規および既存のユーザーは Lambda リクエスト 100 万件、そして 400,000 GB/秒のコンピューティング時間を無料で利用することができます。AWS の新しいユーザーはサインアップしてから 12 か月間、API Gateway への API コールを毎月 100 万件ご利用いただけます。
コンテスト参加作品
Chatbot が完成したら、パッケージやマーケティングにも力を注ぐことをおすすめします。参加作品の一環として次のアイテムを提供することも忘れないでください。
- Chatbot を実際に使用した様子を示すビデオ資料
- 参加作品の機能やユニークな点に関する概要
- パブリックまたはプライベート GitHub リポジトリのリンク (chatbot を実行するために必要なファイルすべてを含む)
- chatbot のテスト手順と使用手順
コンテストの参加作品となる chatbot は新規または既存のアプリケーションどちらでも構いませんが、必ず Lambda と API Gateway を使用してください。コードはビデオで見せたように動作しなければなりません。提出物は必ず英語で作成してください。また、参加作品は同じ提出者、チーム、組織が提出したその他のアプリと大きく異なるものでなければなりません。
賞品
個人、チーム、社員数 50 人以下の組織が Serverless Chatbot Hero 賞に参加することができます。この賞には AWS re:Invent のチケット 1 枚、ホテルの割引、Serverless State of the Union スピーチで名前が挙がること、そして素敵なプレゼント、AWS クレジット 100 USD、さらに参加作品のボットを宣伝するチャンスなどが含まれます。このコンテストでは 8 つの賞を設ける予定です。大規模な組織は賞金なし、評価のみの賞に参加することができます。ルールと資格基準の詳細は FAQ をご覧ください。
スケジュール
コンテストのスケジュールは次のとおりです。
- 2016 年 8 月 10 日 – 9 月 29 日 – 提出期間
- 10 月 3 日 – 10 月 7 日 – AWS 審査員による決定期間
- 10 月 15 日 – 受賞者の発表
今すぐ開始
コンテスト参加の手順を簡単にご説明します。
- ルールと資格基準のガイドラインをお読みください。
- AWS Serverless Chatbot コンテストに登録します。
- AWS と Slack 開発者用のアカウントを作成します。
- リソースページにアクセスし、API とサービスの詳細をご覧ください。
- お客様の参加作品となる chatbot を構築してください。サンプルコード aws-serverless-chatbot-sample から始めることをおすすめします。
- 提出用のビデオ資料とその他の資料を作成してください。
- 2016 年 9 月 29 日の午後 5 時 (東部標準時) までに提出してください。
皆さんの参加作品をお待ちしています。
便利なオンラインセミナー
コンテスト参加に役立つ、今後開催予定のオンラインセミナーをご紹介します。
- 8 月 24 日 – Getting Started with Serverless Architectures
- 8 月 30 日 – Building Serverless Chatbots
過去に開催したオンラインセミナーもご活用ください。
- AWS Lambda – Event-driven Code for Devices and the Cloud
- Build and Manage Your APIs with Amazon API Gateway
— Jeff